当社について
当社は、企業共同体であるフィリップ・モリス・インターナショナルのグループ関連会社です。すべてのグループ関連会社は、該当する場合、データ保護責任者の連絡先と共にこちら に掲載されています。当社にお問い合わせの際はこの情報をご利用ください。当社の詳細情報(名称、住所等)は、本通知へのリンクが含まれるアプリやウェブサイト上での通知又は電子メールにおいて等、候補者の情報を収集する際(又は収集を確認する際)に別途お知らせ致します。
候補者に関する情報の収集方法
当社は、有効な採用プロセスを確保するために、以下のようなさまざまな方法で、候補者に関するさまざまな種類の個人データを収集します。
- 候補者から直接情報をご提供いただく場合があります(アカウント作成時、候補者プロフィールの作成時、求人への応募時、面接への出席時、試験/評価の実施時、電子メールの送付時や当社への電話連絡時等)。
- 候補者が当社システムを操作する場合、また当社が候補者候補者連絡する場合(候補者がPMIのアプリやウェブサイトを使用される場合、候補者が電子メールを受信または開封する、又はSMSメッセージを受信したことを当社が確認するための技術を使用する場合等)に、当社は自動的に情報を収集する場合があります。
- 第三者(人材紹介会社、紹介社、リファレンス・プロバイダー、試験/評価プロバイダー、(法律で認められている場合)身元調査会社、及び企業ウェブサイト、インターネット検索又はLinkedInなどのソーシャル・メディア・プラットフォーム等、公に入手可能な情報源)から情報を取得する場合もあります。
本通知において、候補者が当社と接触される方法を全て「PMIタッチポイント」といいます。PMIタッチポイントには、物理的方法(オフィスやイベント等)及びデジタルによる方法(アプリケーションやウェブサイト等)があります。
当社が収集する候補者の情報について
当社は、候補者に関するさまざまな種類の情報を収集することがあります(常に法律で認められている範囲内において)。
- 候補者と当社の関係(合意に基づいて当社が面接出席費用を支払う場合を含みます)の管理・監督及び当社の法的及び規制義務の履行を含む、当社の事業の運営に必要な情報(候補者の身元、労働権、応募の詳細、及び法律で許容されている場合、身元調査による候補者の仕事への適合性を確認するため等)
- 候補者プロフィール、求人応募票、書類、アンケートでご提供いただく情報
- 役割に対する候補者の適格性の評価、最終候補者の選定、及び採否の決定に必要な情報
- 当社オフィスへの訪問やイベント参加に関する情報
- 該当する場合、雇用と入社に必要な情報(内定通知の発行、雇用契約書の作成、福利厚生に関する情報の提供、入社時に福利厚生を利用していただくための手配、及びシステムへのアクセス権付与の手配等)
- 採用プロセスの監視及び継続的に改善していく中で収集した情報
- 当社にお電話いただく際、又は当社に電子メールをお送りいただく際に提供された情報
- 候補者の嗜好、関心事項及びキャリア志望に関する情報(統計情報等、他の情報から推測した情報を含みます)
- 事業分析及び改善の一環で収集された情報
- 候補者に関する統計情報(例えば、特定の地理的地域の居住者に関する統計情報等)
候補者に関する情報の利用目的及び法的根拠
このセクションでは、当社の個人情報利用目的について説明します。但し、本通知は全世界共通の通知であり、本通知に記載した特定の行為がある国の法律で制限又は禁止されている場合、当該国では本通知に記載した目的で候補者に関する情報を利用することはありません。
上記を前提として、当社は、以下の目的で候補者に関する情報を利用します。
- 候補者の身元確認、役割に対する適格性及び労働権を確認するため
- 職歴、資格、経験及び紹介状を確認するため
- 法律で認められている場合、候補者の審査及び身元調査を行うため
- 採用と選考を実施するため(面接、評価、心理プロファイリング、最終候補者の選定、採用通知および福利厚生(該当する場合)を含む)
- 事業管理のため(記録管理義務を含む)
- 該当する場合、面接出席費用の払い戻しを管理するため
- 該当する場合、雇用前の管理及び運営のため(契約書類又は契約書類以外の文書の準備、福利厚生の加入手続き、及びシステム及び建物へのアクセス権付与の手配を含む)
- 採用プロセスの監視のため
- 事業分析及び改善のため(当社の採用プロセス、イベント、デジタルPMIタッチポイント、PMIのシステムとデバイス、及び当社(又は関連会社)が求職者に提供する情報を含む)
候補者に関する情報を当社が利用する法的根拠は、以下のうちいずれかとなります(詳細については、「詳しくはこちら」のセクションで説明しています)。
- 当社に適用される法的義務を遵守するため
- 契約締結の前に、候補者の求めに応じて行う作業のため
- 情報保護のために候補者が有する利益が優先されるものではない、正当な事業上の利益のため
- 上記以外の場合、又は法律で義務付けられている場合、候補者の同意(情報を処理する前に当社から同意をお願いします)
人工知能の使用又は自動意思決定の実施
当社は、採用プロセス中に以下の人工知能(AI)機能を使用する場合があります。
当社の候補者ポータルにはAIが組み込まれており、候補者の所在地、経験、好みに基づいてパーソナライズされた求人提案を行うなど、多くの機能が搭載されています。
また、この候補者ポータルには、よくある質問に回答するチャットボット機能があり、チャットボットを通じて直接、求人の検索や応募、プロフィール作成(現在の役職、希望勤務地、履歴書など)を行うことで、ポータル内のナビゲーションをサポートします。
さらに、候補者ポータルには、採用プロセスの一環として提供された資料をリクルーターが審査する方法と同様に、すべての候補者の応募をランク付けし、関連するスキルと経験に基づいて候補者の求人応募書をランク付けする機能があります。この機能は、高度な言語処理を使用して、当社の書面による職務記述書を分析し、候補者が当社に応募する際に提供した書面による情報と比較します。この機能は、役職、経験年数、スキル、勤務地など、いくつかの基準に基づいて等級を計算します。評価(例:A、B、C、又は不適格(Aが最も高い適格性を示す))は、リクルーターが役職に対する候補者の適性を把握するのに役立ちます。このランク付けは、明示的及び暗黙的なデータを活用したAIで決定されます。明示的なデータには、スキル、職務経験、現在の役職、勤務地情報など、当社と共有したすべての情報が含まれます。候補者ポータルは、このデータからキーワードを抽出し、これらのキーワードと一緒にプロフィールに保存されます。 候補者ポータルは、役職や経験に関する既存のデータに基づいて、候補者のスキルの理解をさらに深めることができる類似又は関連するキーワードを推測することもできます。候補者ポータルは、これらのデータソースを組み合わせることで、候補者が応募する役割の要件にどれほど適合するか測る指標を提供します。
実際のランク付けと適合プロセスは、役割に基づいて各基準に割り当てられた特定の基準と相対的な重みによって異なります。例えば、最高得点は完全適合(販売員の候補者は販売員の仕事に適合)、部分得点は同様の適合(事業開発の候補者は販売員の仕事に適合)に与えられます。背景情報は、各スコア要素の相対的な重みを導き出すことができます。例えば、トラック運転手などの仕事では、そのタイトルをすでに持っている候補者が役割の最小要件を満たす可能性が高いため、タイトル適合スコアにより多くの重みが与えられる場合があります。対照的に、「ソフトウェアエンジニア」のような仕事では、全体的な適合スコアは特定のプログラミング言語などのスキルを反映する必要があるため、スキル適合スコアも高い重みを持つことになります。
同じ役職に就いている現職従業員のスキルや経験などの基準も考慮して、役割の理想的な候補者の例を提供し、ランク付けと適合プロセスの精度を向上させることができます。
さらに、インターンシップの職務では、デジタル面接中にAI機能を使用する場合があります。特に、デジタル面接では自然言語処理機能を使用して、回答を音声(候補者の発言内容)からテキストに変換し、インターンシップでの成功に不可欠な職務関連のコンピテンシーと比較します。 候補者の回答は採点され、採用担当者が成功に必要な職務関連のコンピテンシーを持つ可能性が最も高い候補者を特定するのを支援するために使用されます。
このようにして、AIモデルは初期段階で、採用担当者が面接の候補者を特定するのを支援しますが、それ自体で採用決定を行うことはありません。PMIの採用担当者は、システムに正しく読み込まれていない可能性のある不完全なプロフィールを含む、すべての等級からの応募を常に審査します。
最終的な採用決定を行う段階では、自動化された意思決定は使用されず、候補者が提供した情報は、採用決定を行う際に、採用担当者又は採用マネージャーによって常に直接評価されます。
当社が自動化された意思決定を使用する場合、候補者に関する情報の利用の重要性及び予想される結果のほか、当該決定に関わるロジックについての情報も提供して、候補者の注意を喚起します。
さらに、AIをテクノロジー製品に組み込んでいる第三者テクノロジープロバイダー(Microsoftなど)を利用する場合もあります。例えば、候補者が応募に関連して当社に提供する候補者の電子メール又は文書からのデータを翻訳することなどがあります。このようなテクノロジー製品には、音声からテキストへの機能やテキストから音声への機能などのAI機能が含まれる場合があります。
候補者に関する情報の送付先
当社は、他の多国籍企業と同様に、世界中で関連会社やサービス提供者に情報の転送を行っています。 よって候補者のデータは、当社の標準的な業務運営の一環として他国に転送される場合があります。 当社は、候補者のデータを外国に転送する場合は必ず、候補者のデータへのアクセス許可をこれを閲覧する必要のある者に限定し、当社の社内データ保護基準に従いデータを処理し、適切に保護し、適用されるデータ・プライバシー法を遵守してのみ情報を転送します。 データが転送される場合、当社は受領者に対し、候補者データを秘密に保持し、必要がなくなった場合はこれを削除し、このプライバシー・ポリシーに従い行動するよう求めます。 よって、候補者に関する情報は、候補者の法域外に転送される場合があります。例えば、候補者が欧州経済領域(「EEA」)、欧州連合、英国、スイス、オーストラリア又は日本に居住されている場合、候補者のデータは、他の国において処理されることがあります。
候補者に関する情報の保護方法
当社は、保有する個人情報を不正な開示、利用、改ざん又は破壊から保護するために、適切な技術上及び組織上の対策を講じています。状況に応じて、暗号化等、候補者からご提供いただいた情報の保護に資する他の技術を採用しています。しかし、インターネットを介した送信方法、又は電子ストレージの方法は、100%安全ではありません。したがって、当社は、候補者の情報を保護するために合理的で容認可能な手段を使用するよう努めますが、その絶対的なセキュリティ又は機密性を保証することはできません。当社はまた、データ・プライバシーやデータ・セキュリティに関する同等の要件の遵守をサービス提供者に義務づけています。
候補者に関する情報の保管期間
当社は、社内データ保持基準に従い、情報収集の目的を果たすために必要な期間にわたって候補者に関する情報を保持します。当該目的が達成された場合には当該情報を削除します。期間は情報収集の目的に応じて異なります。一定の状況においては、情報の削除を当社に要請する権利があることにご留意下さい。また、税務や会計などの目的で情報を保持することが法的に義務付けられる場合もあります。
候補者の権利と選択肢
候補者は、当社が保有する候補者の情報に関して以下の権利の一部又は全部を有することがあります。
- 情報のアクセスを当社に請求する権利
- 情報の訂正、更新又は削除を当社に請求する権利
- 一定の状況において当社による情報の利用の制限を請求する権利
- 一定の状況において当社による情報の利用に異議を唱える権利
- 当社による利用に対する同意を取り下げる権利
- 一定の状況におけるデータ・ポータビリティーに関する権利
- 居住又は在住国の監督当局(存在する場合)に不服申立を行う権利
当社は、「配信停止」リンク、アカウントにログイン後のセルフサービス機能の使用、 people.culture@pmi.comへの連絡、又は本通知の末尾の規定「ご質問に関する連絡先」中の連絡先の使用等、これらの権利を容易に行使できる方法を用意しています。★
国別の追加点
候補者の居住又は在住国によっては、候補者にさらにご理解いただきたい点があります。特に、候補者には追加の権利が認められる場合があります。
ご質問に関する連絡先
ご質問がある場合、又は何らかの権利行使を希望される場合、以下に連絡することができます。
- people.culture@pmi.com、又は
- 該当するPMI関連会社のデータ保護責任者(該当する場合)。連絡先は こちら で確認することができます。
連絡先は、PMI関連会社がお送りする通信文にも記載されます。
候補者は、候補者の居住又は在住国にデータ保護当局が存在する場合は、ご質問・不明な点について当局と連絡を取る権利があります。また、候補者は、該当するPMI関連会社が候補者のご質問・不明な点を解決できない場合は、国内の裁判所に司法上の救済を求める権利を有します。
本通知の変更
当社は、本通知(及び補足的なプライバシー・ポリシー)を随時更新することができます。当社は、法律で要求される場合、当該変更について候補者に通知し、また、法律で要求される場合、当該変更について候補者より同意を取得いたします。
最終変更日:2024年8月31日 本通知の過去バージョンは こちらでご覧いただけます。